活動報告・ニュース

朝鮮学校の「高校無償化」除外の問題をめぐり、NGO が7月27日に国連人種差別撤廃委員会に再要請

2012年08月28日

2012年7月27日、「外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク」、「在日本朝鮮人人権協会」、「反差別国際運動日本委員会」(IMADR-JC)の3団体は、朝鮮学校への「高校無償化」除外の問題に関連して、日本における昨今の暴力・ヘイトスピーチの増大傾向、そして日本政府および地方自治体による財政面における朝鮮学校への圧迫の広がりが、朝鮮学校の廃校という被害をもたらす危険性があると懸念して、国連人種差別撤廃委員会に対して、同委員会が日本政府に勧告することを求めた追加文書を提出しました。

「日本にはヘイトスピーチ・ヘイトクライムを禁ずる法律がないため、人種主義的暴言・暴行や団体は規制されず、野放し状態である」という指摘がされています。

国連人種差別撤廃委員会に文書を提出する一方で、差別禁止法の制定を求める市民活動委員会のアドバイザーである田中宏さんたちは要請文を携えて国会議員に対するロビー活動をしています。

次のサイトに、要請文の概要をアップしています。ぜひご覧ください。今回の要請は2月に次ぐ再要請です。

http://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section1/2012/08/ngo-727.html

<2月の要請についてさべきんHPにも掲載>

朝鮮学校の『高校無償化』排除は民族差別」-NGOが国連人種差別撤廃 委員会に要請

http://www.sabekin.net/2012/02/27/557

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